【2026年版】ミラーレスカメラの選び方完全ガイド

2026年最新のミラーレスカメラ選びを徹底解説。AIオートフォーカスの進化、8K動画対応、グローバルシャッター普及など最新技術から、センサーサイズ別の特徴、用途別の選び方、主要メーカー比較まで詳しく紹介します。

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ミラーレスカメラは一眼レフに代わり、現在のカメラ市場の主流となっています。2026年はAIオートフォーカスの劇的な進化、8K動画の実用化、グローバルシャッターの普及など、革新的な技術が次々と実用化された年です。

この記事では、ミラーレスカメラ選びで失敗しないためのポイントを、2026年の最新トレンドを踏まえて詳しく解説します。

2026年のミラーレスカメラトレンド

2026年のミラーレスカメラ市場では、以下の新技術が注目を集めています。

2026年注目の新技術

  • AI被写体認識AF: 人物、動物、乗り物、昆虫まで自動認識し、瞳や特定部位を追尾
  • 8K 60p内部記録: プロ機以外でも8K動画撮影が可能に、4K切り出しで高画質静止画
  • グローバルシャッター普及: ローリングシャッター歪みゼロ、高速同調でストロボ撮影が進化
  • 超高感度性能: ISO 100万超でも実用的なノイズレベルを実現
  • コンピュテーショナルフォトグラフィ: AI画像処理でダイナミックレンジ拡大、ノイズ除去が進化

1. センサーサイズで選ぶ

ミラーレスカメラ選びで最も重要なのがセンサーサイズです。サイズによって画質、ボケ感、本体サイズ、価格が大きく変わります。

比較項目フルサイズAPS-Cマイクロフォーサーズ
センサーサイズ36×24mm約23×15mm17.3×13mm
画質・高感度
ボケの大きさ
本体サイズ大きめコンパクト最小
レンズサイズ大きめコンパクト最小
価格帯高め中程度手頃
おすすめ層プロ・本格派バランス重視機動性重視

フルサイズは最も大きなセンサーを搭載し、高画質・高感度・大きなボケを実現します。風景やポートレートなど、画質にこだわりたい方におすすめです。2026年は入門機の価格も下がり、20万円台から購入可能になりました。

APS-Cはフルサイズの約1.5倍の焦点距離換算となり、望遠撮影に有利です。軽量コンパクトで価格も手頃なため、これからカメラを始める方に最適です。

マイクロフォーサーズは最もコンパクトなシステム。望遠レンズも小型軽量で、旅行や登山など機動性が求められるシーンで活躍します。

センサーサイズが大きいほど画質は向上しますが、ボディやレンズも大型化します。自分の撮影スタイルや持ち運びの頻度を考慮して選びましょう。

2. 用途別の選び方

風景写真向け

ダイナミックレンジの広さと高解像度が重要です。三脚使用が多いため、手ブレ補正より画質を優先しましょう。

風景向けの推奨スペック

  • センサー: フルサイズ推奨
  • 画素数: 4000万画素以上で大判プリントにも対応
  • ダイナミックレンジ: 15段以上
  • 防塵防滴: 必須
  • バッテリー: 寒冷地対応

ポートレート向け

被写体認識AFの精度と連写性能、そして美しいボケ味が求められます。瞳AFの追従性能は必ず確認しましょう。

ポートレート向けの推奨スペック

  • センサー: フルサイズ推奨(ボケ重視)
  • AF: 瞳・顔認識AF必須、2026年はAI姿勢認識搭載機も
  • 連写: 15コマ/秒以上
  • EVF: 高解像度・高フレームレートで被写体を確認しやすく
  • カラーサイエンス: スキントーンの再現性をチェック

動画撮影向け

8K対応の有無、Log撮影、手ブレ補正の性能が重要です。2026年は8K 30pが標準的になりました。

動画向けの推奨スペック

  • 動画解像度: 4K 120pまたは8K 30p以上
  • 記録形式: 10bit 4:2:2内部記録
  • Log/RAW: Log撮影対応、RAW動画出力対応が理想
  • 手ブレ補正: ボディ内5軸補正 + 電子補正
  • 放熱性能: 長時間撮影での録画時間制限を確認
比較項目風景ポートレート動画
推奨センサーフルサイズフルサイズフルサイズ or APS-C
重視ポイント解像度・DRAF・連写録画性能・手ブレ補正
画素数目安4000万以上2400万〜4500万2400万〜3300万
連写速度10コマ/秒15コマ/秒以上10コマ/秒
優先する機能防塵防滴瞳AF精度放熱・録画時間

3. 2026年の注目技術

AIオートフォーカスの進化

2026年のミラーレスカメラは、AIによる被写体認識が飛躍的に向上しました。人物の瞳だけでなく、姿勢全体を認識してピント位置を予測し、フレームアウト後の再検出も瞬時に行います。

野鳥、昆虫、電車、飛行機、バイク、F1など、従来は追尾が難しかった被写体も自動認識。カスタム学習機能を備えた機種では、特定の被写体を学習させることも可能です。

グローバルシャッターの普及

ローリングシャッターによる「こんにゃく現象」が完全に解消されるグローバルシャッターが、2026年ついに実用化。高速で動く被写体も歪みなく捉え、ストロボの全速同調も可能になりました。

グローバルシャッターの注意点

グローバルシャッター搭載機は現時点では高価格帯に限られます。また、ダイナミックレンジがローリングシャッター機よりやや狭い傾向があります。2026年後半にはミドルレンジへの搭載も予定されています。

高感度性能の向上

裏面照射積層型センサーとAIノイズリダクションの進化により、ISO 100万を超える超高感度でも実用的な画質を実現。星景写真や暗所でのスポーツ撮影が大幅に進化しています。

4. 主要メーカーの特徴

Sony

ミラーレス市場のパイオニアであり、フルサイズからAPS-Cまで幅広いラインナップ。AIプロセッサ搭載のα1 IIは被写体認識精度で業界トップ。動画性能も高く、映像クリエイターからの支持が厚い。Eマウントはサードパーティレンズも充実しています。

Canon

EOS Rシステムで急速にシェアを拡大。色再現性に定評があり、特にスキントーンの美しさでポートレートカメラマンに人気。2026年のEOS R1はグローバルシャッターを搭載し、スポーツ報道の現場で高い評価を得ています。

Nikon

光学技術の老舗ならではの高画質。Z8、Z9はフラッグシップ機として風景・スポーツの両方で活躍。堅牢なボディと優れたエルゴノミクスが特徴です。Zマウントの大口径を活かした高性能レンズ群も魅力。

FUJIFILM

APS-Cセンサーに特化し、独自の色再現「フィルムシミュレーション」が人気。X-H2Sはスポーツ撮影にも対応する高速連写を実現。中判GFXシリーズは1億画素超の圧倒的な解像度を誇ります。

Panasonic / OM SYSTEM

マイクロフォーサーズ陣営として小型軽量システムを展開。Panasonicは動画機能に強く、LUMIX S5シリーズはフルサイズでも動画向けとして定評。OM SYSTEMは高い防塵防滴性能で過酷な環境での撮影に強みがあります。

比較項目SonyCanonNikonFUJIFILM
センサーフル/APS-Cフル/APS-CフルサイズAPS-C/中判
AF性能
動画性能
色再現
レンズ資産
価格帯幅広い幅広いやや高め中程度

5. 予算別の選び方

10〜15万円(エントリー)

APS-Cミラーレスの入門機。基本的なAF性能と4K動画に対応し、初めてのカメラとして十分な性能。レンズキットで購入すれば、追加投資なしですぐに撮影を始められます。

15〜25万円(ミドルレンジ)

APS-Cの上位機種やフルサイズの入門機が選択肢に。AF性能が向上し、連写速度も実用的に。2026年はこの価格帯でもAI AFが標準搭載されています。

25〜45万円(アドバンスト)

フルサイズミラーレスの中級機。高画素モデルや高速連写モデルなど、用途に特化した選択が可能。プロのサブ機としても十分な性能です。

45万円以上(プロフェッショナル)

フラッグシップ機やグローバルシャッター搭載機。プロの要求に応える最高性能と信頼性を備えています。

ミラーレスカメラはボディだけでなくレンズへの投資も重要です。予算の3〜5割をレンズに充てることを想定して、システム全体で計画を立てましょう。

6. 購入前のチェックポイント

  • マウント選び: 一度選ぶと変更が難しいため、将来のレンズ拡張も考慮
  • EVFの見え方: 実際にファインダーを覗いて確認。解像度と遅延をチェック
  • グリップ感: 手の大きさに合うか、長時間持っても疲れないか
  • バッテリー持ち: ミラーレスは一眼レフより消費が多い傾向。予備バッテリーの予算も確保
  • メニュー操作性: 直感的に設定変更できるか、カスタマイズ性は十分か

おすすめ製品

Sony α7 IV

3300万画素フルサイズセンサーと最新のAI被写体認識AFを搭載したオールラウンダー。4K60p動画や10コマ/秒連写に対応し、写真と動画の両方で活躍。

メリット

  • バランスの取れたオールラウンダー
  • 優れたAF性能
  • 4K60p動画対応

デメリット

  • 価格は30万円台
  • メカシャッター連写は控えめ
Canon EOS R8

フルサイズセンサーを搭載しながら461gの軽量ボディを実現。最新の被写体認識AFと4K60p動画に対応。フルサイズ入門に最適なエントリーモデル。

メリット

  • 軽量コンパクト
  • 高性能AF搭載
  • フルサイズ入門に最適

デメリット

  • ボディ内手ブレ補正なし
  • デュアルスロット非対応
FUJIFILM X-T5

4020万画素APS-Cセンサーと人気のフィルムシミュレーションを搭載。クラシカルなデザインと高解像度を両立した写真重視派向けミラーレス。

メリット

  • フィルムシミュレーション搭載
  • 4020万画素高解像度
  • クラシカルデザイン

デメリット

  • 動画はフルサイズ機に劣る
  • レンズ資産はXマウント

まとめ

2026年のミラーレスカメラ選びのポイントをおさらいしましょう。

  1. センサーサイズ: 画質重視ならフルサイズ、機動性ならAPS-C/マイクロフォーサーズ
  2. 用途を明確に: 風景・ポートレート・動画で求めるスペックが異なる
  3. AI AF: 2026年は被写体認識の精度が大幅向上、確認必須
  4. 新技術: グローバルシャッター、8K動画など必要性を検討
  5. システム全体: ボディだけでなくレンズ資産も考慮してマウントを選択

2026年のミラーレスカメラはAI技術の進化により、誰でも簡単に高品質な写真・動画が撮れる時代になりました。この記事を参考に、あなたの撮影スタイルに合った最高の一台を見つけてください。