【初心者向け】はじめてのゲーミングPC選び完全ガイド【2026年版】
ゲーミングPC初心者のための2026年版選び方ガイド。GPUやCPUの見方からおすすめモデルまで、わかりやすく解説します。
「ゲーミングPCが欲しいけど、何を見ればいいかわからない」「スペック表の意味がさっぱり...」そんな初心者の方のために、この記事ではゲーミングPCの基礎から2026年最新のトレンドまで、わかりやすく解説します。
専門用語をできるだけ噛み砕いて説明しますので、PC初心者の方も安心して読み進めてください。
ゲーミングPCとは?普通のPCと何が違う?
ゲーミングPCとは、ゲームを快適にプレイするために設計されたパソコンのことです。普通のパソコンとの一番の違いは、「グラフィックボード(GPU)」と呼ばれる映像処理専用パーツが搭載されている点です。
ゲーミングPCの特徴
- 高性能なグラフィックボード(GPU)を搭載
- ゲームの処理に適した高性能CPU
- 大容量のメモリ(RAM)
- 高速なストレージ(SSD)
- 十分な冷却システム
普通のノートPCやビジネス用PCでもゲームはできますが、最新の人気ゲームを「高画質」で「滑らかに」動かすには、ゲーミングPC専用の性能が必要になります。
スペック表の見方:4つの重要パーツを理解しよう
ゲーミングPCのスペック表を見ると、様々な専門用語が並んでいます。まずは最も重要な4つのパーツを理解しましょう。
1. GPU(グラフィックボード)- ゲーム性能の要
GPUは、ゲームの映像を作り出す最も重要なパーツです。ゲームの「画質」と「滑らかさ」を決める心臓部といえます。
2026年現在、ゲーミングPCに搭載されるGPUは主にNVIDIA社の「GeForce RTXシリーズ」です。数字が大きいほど高性能になります。
| 比較項目 | エントリー | ミドルレンジ | ハイエンド |
|---|---|---|---|
| 代表モデル | RTX 5060 Ti | RTX 5070 | RTX 5080以上 |
| フルHD性能 | ◎ | ◎ | ◎ |
| WQHD性能 | ○ | ◎ | ◎ |
| 4K性能 | △ | ○ | ◎ |
| 価格帯 | 6〜8万円 | 9〜12万円 | 20万円〜 |
| おすすめ用途 | 軽めのゲーム | 最新ゲーム全般 | 4K/配信 |
初心者へのアドバイス
初めてのゲーミングPCなら「RTX 5060 Ti」か「RTX 5070」がおすすめ。フルHD〜WQHD解像度で、ほとんどのゲームを快適に遊べます。いきなり最上位モデルを買う必要はありません。
2. CPU(プロセッサ)- PCの頭脳
CPUはパソコン全体の計算処理を担当する「頭脳」です。ゲームではGPUと協力して動作し、敵の動きやゲーム内の物理演算などを処理します。
2026年の主流は「Intel Core Ultra」シリーズと「AMD Ryzen」シリーズです。
| 比較項目 | Intel Core Ultra | AMD Ryzen |
|---|---|---|
| 特徴 | バランス型 | コスパ重視 |
| エントリー | Core Ultra 5 | Ryzen 5 9600X |
| ミドルレンジ | Core Ultra 7 | Ryzen 7 9700X |
| ハイエンド | Core Ultra 9 | Ryzen 9 9900X |
| ゲーム最強 | - | Ryzen 7 9800X3D |
ゲーム用途では、CPUの数字部分(5、7、9)を見ましょう。「5」で十分遊べますが、予算があれば「7」を選ぶと長く使えます。
3. RAM(メモリ)- 作業スペース
RAMは「机の広さ」に例えられます。広いほど同時に多くのものを置けるように、RAMが多いほど多くのデータを同時に処理できます。
2026年の基準は以下の通りです:
- 16GB: 最低限(軽いゲームなら十分)
- 32GB: おすすめ(最新ゲームも安心)
- 64GB: 配信や動画編集もする方向け
注意点
2026年現在、DDR5というタイプのメモリが主流です。古いDDR4とは互換性がないため、中古PCを買う際は必ず確認しましょう。
4. SSD(ストレージ)- データの保管場所
SSDはゲームやOSをインストールする保存場所です。容量が大きいほど多くのゲームをインストールできます。
最近のゲームは1本で100GB以上使うものも珍しくありません。
- 512GB: 2〜3本の大作ゲーム
- 1TB: 5〜8本程度
- 2TB: 10本以上も安心
容量選びのコツ
後からSSDを追加することも可能ですが、最初から1TB以上を選んでおくと安心です。ゲームのインストールとアンインストールを繰り返す手間が省けます。
2026年の新技術を理解しよう
2026年のゲーミングPCには、ゲーム体験を大幅に向上させる新技術が搭載されています。
レイトレーシング - 光の表現が劇的に向上
レイトレーシングとは、現実世界のように光の動きをシミュレートする技術です。水面への映り込み、ガラスの反射、影の落ち方などが非常にリアルになります。
RTX 50シリーズでは、レイトレーシングの性能が大幅に向上し、オンにしても滑らかに動作するゲームが増えました。
DLSS 4 / FSR - AIが画質を向上
DLSS(Deep Learning Super Sampling)は、NVIDIAのAI技術を使って、低解像度の映像を高解像度に変換する技術です。これにより、PCの負荷を抑えながら高画質を実現できます。
| 比較項目 | DLSS 4(NVIDIA) | FSR 3(AMD) |
|---|---|---|
| 対応GPU | RTX 30/40/50 | ほぼ全GPU |
| 画質向上 | ◎ | ○ |
| フレーム生成 | ◎ | ○ |
| 対応ゲーム | 多い | 増加中 |
DLSS 4の魅力
DLSS 4では「フレーム生成」機能が進化し、実際の性能以上に滑らかな映像を楽しめます。エントリーモデルのGPUでも、上位モデル並みの体験ができる場合があります。
AIアップスケーリング - これからの標準技術
2026年は、AIによる映像処理がゲーミングPCの標準技術となりました。低いスペックでも高画質を実現できるため、初心者が手頃な価格でゲームを楽しめる時代になっています。
電源ユニット - 見落としがちだけど重要
電源ユニットは、PCの各パーツに電力を供給するパーツです。十分な容量がないと、PCが不安定になったり、最悪の場合パーツが故障することもあります。
| 比較項目 | RTX 5060 Ti | RTX 5070 | RTX 5080 |
|---|---|---|---|
| 推奨電源容量 | 650W | 750W | 1000W |
| PC全体の価格帯 | 15〜20万円 | 20〜30万円 | 35万円〜 |
初心者が注意すべきポイント
電源容量は余裕を持って選びましょう。ギリギリの容量だと、将来パーツをアップグレードする際に電源も交換が必要になります。
初心者におすすめの購入方法
ゲーミングPCを入手する方法は主に3つあります。
BTOパソコン(おすすめ度:★★★)
ドスパラ、マウスコンピューター、パソコン工房などで、パーツを選んで注文する方式です。
メリット
- 自分の用途に合わせてカスタマイズできる
- コストパフォーマンスが高い
- サポートも受けられる
デメリット
- 納期が1〜2週間かかる
- パーツ選びに多少の知識が必要
メーカー製PC(おすすめ度:★★☆)
ASUS ROG、MSI、ALIENWARE、HP OMENなど有名ブランドの完成品です。
メリット
- すぐに届く
- デザインがカッコいい
- 手厚いサポート
デメリット
- 同スペックではBTOより割高
- カスタマイズの自由度が低い
自作PC(おすすめ度:★☆☆)
パーツを自分で選んで組み立てる方式です。
メリット
- 最も自由にカスタマイズできる
- パーツ選びの知識が身につく
デメリット
- 組み立ての知識が必要
- トラブル時は自己解決が基本
- 初心者にはハードルが高い
初心者への結論
初めてのゲーミングPCなら「BTOパソコン」がおすすめです。用途を伝えればショップスタッフがアドバイスしてくれますし、保証もしっかりしています。
予算別おすすめ構成
15万円前後(入門モデル)
フルHD解像度で人気ゲームを楽しみたい方向け。Apex Legends、VALORANT、原神などが快適に動作します。
- GPU: RTX 5060 Ti
- CPU: Core Ultra 5 / Ryzen 5 9600X
- RAM: 16GB
- SSD: 1TB
25万円前後(バランスモデル)
WQHD解像度で最新ゲームを高画質プレイ。レイトレーシングも楽しめる構成です。
- GPU: RTX 5070
- CPU: Core Ultra 7 / Ryzen 7 9700X
- RAM: 32GB
- SSD: 1TB〜2TB
35万円以上(ハイエンドモデル)
4K解像度や配信も視野に入れた本格構成。妥協のないゲーム体験を求める方向け。
- GPU: RTX 5080以上
- CPU: Core Ultra 9 / Ryzen 9 9900X
- RAM: 32GB〜64GB
- SSD: 2TB以上
購入前のチェックリスト
最後に、購入前に確認すべきポイントをまとめます。
購入前に確認すること
- 予算の確認: モニターやキーボードも必要か?
- 置き場所の確認: デスクトップPCは意外と大きい
- 電源コンセント: 十分なアンペア数があるか
- インターネット回線: 光回線推奨、有線LAN接続がベスト
- プレイしたいゲーム: 推奨スペックを公式サイトで確認
初心者におすすめの製品
初めてゲーミングPCを購入する方におすすめのモデルをご紹介します。BTOパソコンとして人気の高いモデルを厳選しました。
RTX 4060搭載のエントリーゲーミングPC。Core i5-13400FとGeForce RTX 4060の組み合わせで、フルHDゲームを快適にプレイ可能。メモリ16GB、SSD 500GB搭載で初心者の最初の一台に最適なバランス構成です。
メリット
- ✓手頃な価格
- ✓フルHDゲームに最適
- ✓拡張性あり
デメリット
- ✗ストレージ容量が少なめ
- ✗電源容量に余裕が少ない
Ryzen 7とGeForce RTX 3060搭載のミドルレンジゲーミングPC。ROGブランドならではの高品質な冷却システムと堅牢な作り。メモリ16GB、SSD 512GB搭載で、WQHD解像度でも快適にゲームを楽しめます。
メリット
- ✓高い冷却性能
- ✓ROGブランドの信頼性
- ✓デザインがかっこいい
デメリット
- ✗やや価格が高め
- ✗サイズが大きい
コスパ重視の方におすすめのHPのゲーミングPC。Core i5とGeForce RTX 4060搭載でフルHD〜WQHDゲームに対応。シンプルなデザインでリビングにも馴染みます。HP製品ならではの充実したサポート体制も魅力。
メリット
- ✓コストパフォーマンスが高い
- ✓サポートが充実
- ✓シンプルなデザイン
デメリット
- ✗拡張性がやや限定的
- ✗冷却性能は控えめ
まとめ
ゲーミングPC選びで大切なのは、「自分がどんなゲームをどのくらいの画質で遊びたいか」を明確にすることです。
2026年は、DLSS 4やFSR 3といったAI技術のおかげで、エントリーモデルでも十分にゲームを楽しめる時代になりました。最初から最上位モデルを買う必要はありません。
まずは自分の予算と用途に合ったPCを選び、ゲームの世界を楽しんでください。スペックに物足りなさを感じたら、その時にアップグレードを検討すれば大丈夫です。
初心者向けまとめ
- GPUは「RTX 5060 Ti」か「RTX 5070」がおすすめ
- CPUは数字の「5」か「7」を選べばOK
- RAMは32GBあれば安心
- SSDは1TB以上を推奨
- 購入はBTOパソコンが初心者に最適
この記事を参考に、あなたにぴったりのゲーミングPCを見つけてください。


