カーテンを選ぶ前に知りたい重要ポイント

カーテン選びをくわしく解説。サイズの測り方、遮光等級、遮熱・断熱機能、UVカット、ミラーレースカーテンの特徴から、洗濯方法まで丁寧に紹介します。

カーテン選び方遮光カーテンミラーレースカーテンインテリア

カーテンにはさまざまなタイプがあり、用途によって向き不向きがあります。

購入前に押さえておきたい選び方のコツをまとめました。

カーテンの注目トレンド

カーテン市場では、機能性とデザイン性の両立が求められています。

人気の流れ

  • 高機能素材: 遮光・断熱・防音を1枚で実現する多機能カーテン
  • サステナブル素材: リサイクル繊維を使用した環境配慮型カーテン
  • 抗菌・防臭加工: 花粉やウイルス対策に効果的な機能性カーテン
  • ナチュラルテイスト: リネン調やコットン風の自然な風合い
  • スマート連動: 電動カーテンレールとの組み合わせで自動開閉

サイズの測り方

カーテン選びで最も重要なのが、正確なサイズ採寸です。サイズを間違えると、光漏れや見た目の悪さにつながります。

カーテンの幅の測り方

カーテンレールの長さを基準に計算します。

計算方法

  1. カーテンレールの両端(固定ランナーから固定ランナーまで)の長さを測る
  2. 測った長さに1.03〜1.05倍をかける(ゆとり分)

: レール幅180cmの場合

  • 180cm × 1.05 = 189cm
  • 両開きなら1枚あたり約95cm幅を選ぶ

カーテンの丈の測り方

取り付けるフックの位置と、カーテンの下端をどこに合わせるかで決まります。

掃き出し窓(床まである窓)の場合

  • カーテンレールのランナー(フックを掛ける輪)から床までを測る
  • 測った長さから1〜2cm引く(床につかないように)

腰高窓の場合

  • ランナーから窓枠下までを測る
  • 測った長さに15〜20cm足す(窓枠より下まで覆う)
比較項目窓タイプ幅の計算丈の計算
掃き出し窓レール幅×1.03〜1.05ランナー〜床 −1〜2cm
腰高窓レール幅×1.03〜1.05ランナー〜窓枠下 +15〜20cm
出窓レール幅×1.03〜1.05ランナー〜窓台 −1cm

サイズ選びの注意点

既製品カーテンはサイズ展開が限られています。ぴったりサイズが見つからない場合は、丈は長めを選んでアジャスターフックで調整するのがおすすめです。幅は少し大きめでもドレープとして問題ありません。

遮光等級の選び方

遮光カーテンは、光を遮る性能によって等級が分かれています。用途に合わせて適切な等級を選びましょう。

遮光等級の違い

比較項目遮光等級遮光率室内の明るさおすすめ用途
完全遮光100%真っ暗シアタールーム・夜勤の方
1級遮光99.99%以上人の顔が認識できない寝室・子供部屋
2級遮光99.80%以上人の顔がわかるリビング・書斎
3級遮光99.40%以上人の表情がわかる日差しを和らげたい部屋
非遮光99.40%未満光を通す明るさを保ちたい部屋

部屋別おすすめ遮光等級

寝室: 1級遮光または完全遮光がおすすめ。朝日で早く目が覚めてしまう方は完全遮光を選びましょう。

リビング: 2級〜3級遮光がおすすめ。日中は自然光を取り入れつつ、西日対策ができます。

子供部屋: 1級遮光がおすすめ。お昼寝時に暗くできるため、生活リズムを整えやすくなります。

書斎・ワークスペース: 2級遮光がおすすめ。モニターへの映り込みを防ぎつつ、適度な明るさを確保。

遮光等級の注意点

カーテンが遮光1級でも、カーテンの隙間や上部から光が漏れることがあります。完全に暗くしたい場合は、カーテンレールにカバー(トップカバー)を付けたり、リターン縫製(側面を壁側に折り返す)のカーテンを選ぶと効果的です。

遮熱・断熱機能の選び方

遮熱・断熱カーテンは、夏の暑さ対策と冬の寒さ対策に効果的です。エアコンの効率が上がり、電気代の節約にもつながります。

遮熱と断熱の違い

遮熱: 太陽の熱(赤外線)を反射・吸収して、室内への熱の侵入を防ぐ

断熱: 室内と室外の熱の移動を抑え、冷暖房の効率を高める

遮熱・断熱カーテンの効果

比較項目機能夏の効果冬の効果電気代削減
遮熱カーテン日射熱を70〜85%カット効果は限定的冷房費を約30%削減
断熱カーテン室内の冷気を保つ暖気を逃がさない暖房費を約30%削減
遮熱・断熱両対応日射熱をカット暖気を保持年間を通じて節電効果

遮熱・断熱カーテンを選ぶポイント

  1. 西向き・南向きの窓: 遮熱機能を重視
  2. 北向きの窓: 断熱機能を重視
  3. オールシーズン使用: 遮熱・断熱両対応タイプがおすすめ

UVカット機能の選び方

UVカット機能は、紫外線による家具やフローリングの日焼け防止、肌へのダメージ軽減に効果的です。

UVカット率の目安

比較項目UVカット率効果おすすめシーン
90%以上高い紫外線カット効果日当たりの良い部屋・フローリング保護
80〜90%標準的な紫外線カット一般的な使用に十分
70〜80%基本的な紫外線カット軽い日焼け対策

UVカット機能は、レースカーテンに搭載されていることが多いです。ドレープカーテン(厚手のカーテン)と組み合わせて使うことで、日中も効果的に紫外線をカットできます。

レースカーテンの選び方

レースカーテンは、プライバシー保護と採光のバランスが重要です。ミラーレースカーテンや遮熱レースカーテンなど、機能性の高い製品も増えています。

レースカーテンの種類

ミラーレースカーテン

  • 光沢のある糸を使用し、鏡のように光を反射
  • 日中は外から室内が見えにくい
  • 夜間は室内の照明で効果が薄れる

遮熱レースカーテン

  • 特殊な繊維で太陽熱を反射
  • レースでありながら断熱効果も
  • 採光しながら暑さ対策が可能

UVカットレースカーテン

  • 紫外線を大幅にカット
  • 家具やフローリングの日焼け防止
  • 肌へのダメージも軽減

防炎レースカーテン

  • 消防法で指定された防炎性能
  • 高層マンション(11階以上)は防炎カーテン必須
  • 火が燃え広がりにくい素材
比較項目レースの種類目隠し効果遮熱効果UVカット
ミラーレース◎(日中のみ)
遮熱レース
UVカットレース
通常レース

洗濯・お手入れ方法

カーテンは定期的な洗濯で清潔に保つことが大切です。購入時に洗濯表示を確認し、適切なお手入れ方法を選びましょう。

カーテンの洗濯表示

ウォッシャブル(洗濯機OK)

  • 洗濯ネットに入れて洗濯機で丸洗い
  • 脱水は短時間(30秒〜1分)で
  • カーテンレールに吊るして自然乾燥

手洗いのみ

  • 浴槽や大きな容器で押し洗い
  • 強くこすらず優しく洗う
  • 脱水は軽く押して水を切る程度

ドライクリーニングのみ

  • 自宅では洗濯不可
  • クリーニング店に依頼
  • 高級素材や特殊加工のカーテンに多い

洗濯の頻度

比較項目カーテンの種類推奨洗濯頻度理由
ドレープカーテン年1〜2回ホコリがつきにくい
レースカーテン年2〜4回汚れが目立ちやすい
キッチン付近年3〜4回油汚れがつきやすい
喫煙する部屋年4回以上ヤニ汚れがつく

洗濯時の注意点

  • フックは必ず外す: 洗濯機や生地を傷める原因になります
  • 形状記憶加工のカーテン: 乾燥機は使用不可。高温でヒダが取れてしまいます
  • 遮光カーテン: コーティング面を内側にして洗うと長持ちします

おすすめ製品3選

コスパNo.1:アイリスオーヤマ 1級遮光カーテン

アイリスオーヤマ 1級遮光カーテン
アイリスオーヤマ 1級遮光カーテン
5/5

遮光・断熱・防音の3機能搭載。形状記憶加工でドレープが美しい。コスパ抜群のベストセラー。

メリット

  • コスパが非常に良い
  • 形状記憶加工
  • 遮光・断熱・防音の3機能

デメリット

  • 高級感はやや控えめ
  • サイズ展開が限定的

コストを抑えながら1級遮光と断熱機能を求める方に最適。形状記憶加工で洗濯後も美しいヒダをキープします。

完全遮光No.1:カーテンくれない 完全遮光 ZERO

カーテンくれない 完全遮光 ZERO
カーテンくれない 完全遮光 ZERO
5/5

遮光率100%の業界最高峰性能。3層構造の特殊生地で光を完全シャットアウト。シアタールームに最適。

メリット

  • 遮光率100%で完全遮光
  • 防音効果も高い
  • シアタールームに最適

デメリット

  • 価格が高め
  • 重量がある

光を完全にシャットアウトしたい方におすすめ。シアタールームや夜勤で昼間に眠る方に最適です。

ミラーレースNo.1:満天カーテン ミラーレースカーテン

満天カーテン ミラーレースカーテン
満天カーテン ミラーレースカーテン
5/5

遮熱・UVカット・目隠し効果の3機能搭載。外からの視線をカットしつつ室内からは外が見える。

メリット

  • 遮熱・UVカット・目隠しの3機能
  • 室内からは外が見える
  • 洗濯機で丸洗い可能

デメリット

  • 夜間は室内が見える
  • 価格はやや高め

プライバシー保護と採光を両立したい方におすすめ。遮熱・UVカット機能も備えた高機能レースカーテンです。

よくある質問

よくある質問

まとめ

カーテン選びで押さえるべきポイントです。

  1. サイズ採寸: 幅はレール幅×1.03〜1.05、丈は窓タイプに合わせて計算
  2. 遮光等級: 寝室は1級以上、リビングは2〜3級がおすすめ
  3. 遮熱・断熱: 西・南向きは遮熱重視、北向きは断熱重視
  4. UVカット: 80%以上で十分な紫外線対策が可能
  5. レースカーテン: ミラーレースでプライバシー保護と採光を両立
  6. 洗濯方法: 購入前に洗濯表示を確認、ウォッシャブルが便利
  7. フックタイプ: Aフック(レール見せ)とBフック(レール隠し)を確認

カーテンは毎日目にするインテリアです。機能性とデザインのバランスを考えて、お部屋に最適な1枚を見つけてください。