iPhoneのよくあるトラブル対処法【2026年版】
iPhoneのバッテリー消耗、フリーズ、アプリクラッシュなどのトラブル解決方法を解説します。
iPhoneは高い信頼性を誇るスマートフォンですが、使用していると様々なトラブルに遭遇することがあります。バッテリーの減りが早い、アプリがクラッシュする、動作が遅くなるなど、多くのユーザーが経験する問題とその解決方法を詳しく解説します。この記事を参考に、トラブルを自分で解決してみましょう。
バッテリーの減りが早い場合
バッテリーの消耗が早くなったと感じる場合、設定の見直しや使用方法の改善で解決できることが多いです。
バッテリーの状態を確認する
まず、バッテリー自体の劣化度を確認しましょう。
バッテリー状態の確認方法
設定 → バッテリー → バッテリーの状態と充電 で確認できます。
- 最大容量: 新品時と比較したバッテリー容量。80%未満なら交換を検討
- ピークパフォーマンス性能: 「通常のピークパフォーマンスに対応」なら正常
最大容量が80%を下回っている場合、バッテリーの劣化が進んでいます。Apple StoreやApple正規サービスプロバイダでバッテリー交換を検討してください。
バッテリー消費の多いアプリを特定する
設定 → バッテリー で、各アプリのバッテリー消費量を確認できます。
予想外にバッテリーを消費しているアプリがある場合、そのアプリのバックグラウンド更新をオフにするか、使用頻度を減らすことで改善できます。
バッテリー消費を抑える設定
- 低電力モード: 設定 → バッテリー でオン
- 画面の明るさ: 自動調整をオンにするか、手動で下げる
- 位置情報サービス: 設定 → プライバシーとセキュリティ → 位置情報サービス で不要なアプリをオフ
- バックグラウンド更新: 設定 → 一般 → Appのバックグラウンド更新 で不要なアプリをオフ
- プッシュメール: 設定 → メール → アカウント → データの取得方法 でフェッチに変更
iOSのアップデート後にバッテリー消費が増えた場合
iOSアップデート直後は、バックグラウンドでのインデックス作成やデータ最適化が行われるため、一時的にバッテリー消費が増えることがあります。
通常は数日で落ち着きますが、1週間以上改善しない場合は、以下を試してください。
- すべてのアプリを最新版にアップデートする
- iPhoneを再起動する
- ネットワーク設定をリセットする(設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット → リセット → ネットワーク設定をリセット)
10000mAhの大容量ながらコンパクトなモバイルバッテリー。iPhone 14を約2回フル充電可能。PowerIQ搭載で最適な速度で充電します。
メリット
- ✓コンパクトで軽量
- ✓大容量10000mAh
- ✓信頼性の高いAnker製
デメリット
- ✗USB-C入力非対応
フリーズ・動作が遅い場合
iPhoneが固まったり、動作が重くなった場合の対処法です。
アプリが応答しない場合
特定のアプリが固まった場合は、アプリを強制終了します。
アプリの強制終了方法
Face ID搭載モデル(iPhone X以降) 画面下端から上にスワイプして途中で止め、アプリスイッチャーを表示。左右にスワイプして該当アプリを見つけ、上にスワイプして終了。
ホームボタン搭載モデル ホームボタンを2回押してアプリスイッチャーを表示。該当アプリを上にスワイプして終了。
iPhone全体が固まった場合
画面が完全に反応しない場合は、強制再起動を行います。
強制再起動の方法
iPhone 8以降(iPhone SE第2世代以降を含む)
- 音量上ボタンを押してすぐ離す
- 音量下ボタンを押してすぐ離す
- サイドボタンを10秒程度長押しする
- Appleロゴが表示されたら離す
iPhone 7 / 7 Plus 音量下ボタンとサイドボタンを同時に10秒以上長押し
iPhone 6s以前 ホームボタンとサイドボタン(電源ボタン)を同時に10秒以上長押し
強制再起動はデータを失うことはありませんが、頻繁に必要になる場合は、より深刻な問題がある可能性があります。
動作が全体的に遅い場合
iPhoneの動作が全体的に遅くなった場合、以下の対処法を試してください。
動作改善のための対策
- 再起動: 電源を切って再度オンにする
- ストレージの確保: 設定 → 一般 → iPhoneストレージ で不要なアプリやデータを削除
- バックグラウンドアプリの制限: 設定 → 一般 → Appのバックグラウンド更新 をオフ
- 視差効果を減らす: 設定 → アクセシビリティ → 動作 → 視差効果を減らす をオン
- 透明度を下げる: 設定 → アクセシビリティ → 画面表示とテキストサイズ → 透明度を下げる をオン
ストレージの空き容量が少ない(全体の10%未満など)と、iPhoneの動作に影響します。写真や動画をiCloudやパソコンに移動して、空き容量を確保してください。
アプリがクラッシュする場合
アプリが頻繁に落ちる場合の対処法です。
特定のアプリがクラッシュする場合
特定のアプリだけがクラッシュする場合は、そのアプリに問題があります。
アプリクラッシュの対処手順
- アプリを最新版に更新: App Storeでアップデートを確認
- アプリを再起動: アプリを完全に終了して再度開く
- iPhoneを再起動: 電源を切って再起動
- アプリを削除して再インストール: アプリを長押し → 「Appを削除」→ App Storeから再インストール
アプリのデータが消える場合があるため、再インストール前にアプリ内のデータがiCloudやアカウントに保存されているか確認してください。
複数のアプリがクラッシュする場合
複数のアプリが頻繁にクラッシュする場合は、iOSの問題か、ストレージ不足の可能性があります。
iOSを最新版にアップデートし、ストレージの空き容量を確保してください。それでも改善しない場合は、iPhoneの初期化を検討する必要があるかもしれません。
初期化前の注意
初期化を行う前に、必ずiCloudまたはパソコンにバックアップを取ってください。初期化後はバックアップから復元するか、新しいiPhoneとして設定し直すことになります。
Wi-Fi・通信のトラブル
Wi-Fiに接続できない、通信が遅いなどのトラブル対処法です。
Wi-Fiに接続できない場合
Wi-Fiに接続できない、または接続してもインターネットに繋がらない場合は、以下を試してください。
Wi-Fi接続トラブルの対処手順
- Wi-Fiをオフ/オンする: 設定 → Wi-Fi で一度オフにして再度オン
- 機内モードをオフ/オン: コントロールセンターで機内モードを切り替え
- Wi-Fiネットワークを忘れて再接続: 設定 → Wi-Fi → 該当ネットワークの「i」→ 「このネットワーク設定を削除」→ 再度接続
- ルーターを再起動: Wi-Fiルーターの電源を切って再投入
- ネットワーク設定をリセット: 設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット → リセット → ネットワーク設定をリセット
ネットワーク設定をリセットすると、保存されているWi-Fiパスワードもすべて消去されるため、再入力が必要になります。
モバイル通信が繋がらない場合
4G/5Gのモバイル通信が繋がらない場合の対処法です。
モバイル通信トラブルの対処
- 機内モードをオフ/オン: 通信モジュールをリセット
- モバイルデータ通信をオフ/オン: 設定 → モバイル通信 で切り替え
- SIMカードの抜き差し: SIMカードを取り出して再挿入
- キャリア設定のアップデート: 設定 → 一般 → 情報 でアップデートがあれば適用
- APN設定の確認: 格安SIMの場合、APN設定が正しいか確認
特定の場所でのみ繋がらない場合は、電波状況の問題です。キャリアのエリアマップを確認するか、場所を移動して試してください。
タッチスクリーンが反応しない場合
画面をタッチしても反応しない場合の対処法です。
画面の一部が反応しない場合
画面の特定の部分だけが反応しない場合、画面の汚れや保護フィルムが原因の可能性があります。
タッチ反応改善の確認ポイント
- 画面を柔らかい布で清掃する
- 保護フィルムを一時的に外して試す
- 画面に水滴や湿気がないか確認する
- 指が乾燥しすぎていないか確認する
それでも改善しない場合は、タッチパネルの故障の可能性があります。
日本製旭硝子を使用した高品質ガラスフィルム。9H硬度で傷に強く、ガイドフレーム付きで簡単に貼り付け可能。指紋防止コーティングで画面をいつもクリアに保ちます。
メリット
- ✓貼り付けが簡単
- ✓高い透過率
- ✓2枚入りでお得
デメリット
- ✗機種専用なので確認が必要
画面全体が反応しない場合
画面全体が反応しない場合は、強制再起動を試してください(前述の方法を参照)。
強制再起動後も改善しない場合、ハードウェアの故障が考えられます。Apple StoreのGenius Barまたは正規サービスプロバイダでの診断をおすすめします。
非純正修理の注意点
非正規の修理業者で画面交換を行うと、Face IDやTrue Toneなどの機能が使えなくなることがあります。また、Appleの保証対象外となります。修理は正規サービスプロバイダの利用をおすすめします。
Face ID・Touch IDが機能しない場合
生体認証が使えない場合の対処法です。
Face IDが認識しない場合
Face IDが正しく動作しない場合は、以下を確認してください。
Face IDトラブルの対処
- TrueDepthカメラ(画面上部のノッチ部分)が汚れていないか清掃する
- 直射日光の下や極端に暗い場所を避ける
- マスクやサングラスを外す(マスク対応設定をしている場合は除く)
- 寝起きなど顔の状態が大きく異なる場合は再登録を検討
- 設定 → Face IDとパスコード で「Face IDをリセット」して再設定
Touch IDが認識しない場合
Touch IDが正しく動作しない場合は、以下を試してください。
Touch IDトラブルの対処
- ホームボタンと指を乾いた布で清掃する
- 指が濡れている、または乾燥しすぎている場合は状態を整える
- 別の指を登録して試す
- 設定 → Touch IDとパスコード で指紋を削除して再登録
水仕事の後など、指先の状態が変わると認識しにくくなることがあります。複数の指を登録しておくことをおすすめします。
充電できない場合
iPhoneが充電できない場合の対処法です。
充電が始まらない場合
充電ケーブルを接続しても充電が始まらない場合は、以下を確認してください。
充電トラブルのチェックリスト
- Lightning/USB-Cポートにゴミやホコリがないか確認(爪楊枝などで優しく清掃)
- 別の充電ケーブルで試す
- 別の電源アダプターで試す
- 別のコンセントで試す
- ワイヤレス充電対応機種なら、ワイヤレス充電を試す
- 強制再起動を試す
純正以外の充電器やケーブルを使用している場合、「このアクセサリは使用できない可能性があります」と表示されることがあります。MFi認証を受けた製品の使用をおすすめします。
充電が遅い場合
充電速度が遅い場合、以下の原因が考えられます。
充電が遅くなる原因
- 低出力の充電器を使用している(5W vs 20W以上)
- iPhoneを使用しながら充電している
- ケースが熱を溜めて充電が制限されている
- バッテリー容量が80%を超えると充電速度が遅くなる(バッテリー保護機能)
- 極端に暑いまたは寒い環境で充電している
高速充電を利用するには、20W以上の電源アダプターとUSB-C to Lightningケーブル(またはUSB-Cケーブル)が必要です。
Apple MFi認証取得の高耐久ライトニングケーブル。USB PD対応で急速充電が可能。12,000回以上の折り曲げテストをクリアした高い耐久性が特徴です。
メリット
- ✓MFi認証で安心
- ✓高耐久設計
- ✓急速充電対応
デメリット
- ✗純正より太め
置くだけで充電できるQi認証ワイヤレス充電器。iPhoneに最大7.5W、Android端末に最大10Wの出力で充電。滑り止め付きで安定した充電が可能です。
メリット
- ✓Qi認証で安心
- ✓コンパクト設計
- ✓価格が手頃
デメリット
- ✗ケースによっては充電できない場合も
iCloudやApple IDのトラブル
iCloudやApple IDに関するトラブル対処法です。
iCloudにサインインできない場合
Apple IDのパスワードを忘れた場合や、サインインできない場合は、以下を試してください。
Apple IDトラブルの対処
- パスワードをリセット: appleid.apple.com にアクセスして「Apple IDまたはパスワードをお忘れですか?」から手続き
- 2ファクタ認証のコードを確認: 信頼済みデバイスに送られるコードを入力
- アカウント復旧: 信頼済みデバイスがない場合、アカウント復旧手続きを開始
セキュリティ上の理由から、アカウント復旧には数日かかることがあります。
iCloudストレージがいっぱいの場合
iCloudストレージが不足すると、バックアップや写真の同期ができなくなります。
iCloudストレージの管理
設定 → Apple ID → iCloud → ストレージを管理 で確認できます。
ストレージを空ける方法
- 不要なバックアップを削除
- 写真のiCloud同期をオフにする(またはストレージを最適化)
- 使用していないアプリのデータを削除
- iCloud Driveの不要なファイルを削除
ストレージを増やす方法
- iCloud+プランにアップグレード(50GB、200GB、2TBなど)
それでも解決しない場合
上記の対処法で解決しない場合は、以下の手段を検討してください。
Appleサポートへの問い合わせ
Appleサポートアプリまたはサポートサイトから、チャット、電話、またはApple Storeの予約ができます。
サポートに問い合わせる前に
- iPhoneのモデル名とiOSバージョンを確認しておく(設定 → 一般 → 情報)
- 症状を具体的に説明できるようにする
- 試した対処法をメモしておく
- 購入証明(レシートなど)を用意する
Apple StoreのGenius Bar
複雑なトラブルや、ハードウェアの故障が疑われる場合は、Apple StoreのGenius Barで直接診断を受けることをおすすめします。事前予約が必要です。
修理費用の目安(保証対象外の場合)
- 画面修理(iPhone 15): 約42,800円〜56,800円
- バッテリー交換: 約11,800円〜14,800円
- その他の修理: 約59,800円〜107,800円
AppleCare+に加入している場合は、大幅に安くなります。加入状況は設定 → 一般 → 情報 → AppleCare+で確認できます。
初期化と復元
ソフトウェアの問題が深刻な場合、iPhoneを初期化して復元することで解決することがあります。
初期化の手順
- iCloudまたはパソコンにバックアップを取る
- 設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット → すべてのコンテンツと設定を消去
- 初期設定を進め、バックアップから復元する
バックアップから復元しても問題が再発する場合は、「新しいiPhoneとして設定」を選択して、アプリやデータを手動で戻すことで、問題の原因を特定できることがあります。
まとめ
iPhoneのトラブルは、適切な対処で多くが解決できます。今回紹介した対処法のポイントをまとめると、以下のようになります。
- バッテリーの減りが早い場合は、バッテリー状態の確認と省電力設定を行う
- フリーズした場合は、アプリの強制終了や強制再起動を試す
- アプリがクラッシュする場合は、アップデートと再インストールを試す
- Wi-Fi接続できない場合は、ネットワーク設定のリセットを試す
- 生体認証が効かない場合は、センサーの清掃と再登録を試す
- 充電できない場合は、ポートの清掃とケーブル交換を試す
日頃からiOSを最新に保ち、定期的にバックアップを取っておくことで、トラブル発生時の影響を最小限に抑えられます。深刻な問題や自分で解決できない場合は、無理せずAppleサポートに相談してください。